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ある変化のきざし [砂畑]

今年は自分自身がだいぶ新しく楽しむことにした。実際につらさはなかなか抜けていない。また、新たな病も発覚し、無理がきかなくなった。それでも自身の人生は終焉を迎えることを、否応なしに感じることもある。楽しんでばかりの人生で埋めれば幸福が訪れそうな気もするのだが、もとに戻ることを続けたいという無理を続けることもしたい上に、それが体力の限界を感じさせていることでもある。
ちょっとした他人と違う人生を歩み、それが止まらされ、またさらに動き、まったく動かなくなった。その一つにおきた災害の連続とひりひりとした感覚以外に割れるような鈍痛が重なるおよそストレスがあってしかるべき状況。それを今年 2 本の映画が思い起こさせた。もうそれらは真夏の日差しを秋の小春日和に思い出す瞬間にしかなっていない自分自身を憎みつつ、どうしようもないひきつれとなった古傷をさらに突き刺している。
シンゴジラ、君の名は。どちらもおそらく今までの人生であえて見に行くような映画ではなかった。しかし、実際はやっとその景色を映画に取り込む脚本に映画の資金を出せる状況になったことを気づかされ、かつ自分自身のアイデンティティを再度感じることになった。どちらも景色がよく見知っているわけで、それは最近は世界の大都市でしか感じることができなかった郷愁であった。
しかしこれは二度と起きない。もうすべて二度と起きない。絶望で生きるのか、封じて閉じこもって生きるのか。どちらかを選びたい気分を今はずっと抱えている。
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