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Russians by Sting [電能的視聴]

や、偶然なんだけど。

Last.fm て、英国発らしい。で、気に入ってて、結構今ラジオとして聞いてる。
選曲はかなりバカなつくりなので、そこがまたいい。
Gmail の広告くらいのレベルで、これ以上発展しないでほしい。
ま、なぜ聞いているかというと、各国の音楽をがっつり集めてくるからだ。
フランス語の日は、フランス語でがっつり、Daddy Nuttea とか、スウェーデンだと Alzacar とか、
DJ Tiesto なんかもそれらしい系統でがっつり集めてくるわけだ。
んで、Sting を選んだら、今日は Russians からスタート。

この歌詞、北朝鮮に向けて歌っている気分だった。

僕たちは生物学的に同じ構造だ、イデオロギーは別にして
言ってることを信じてくれ
ロシア人も子どもが好きだといいな

この最初の We share the same biology, regardless of ideology
が、今日はぐっときた。

で、次に、YouTube で探すと、 If I ever lose in my faith が出てきた。
これは、Miracle of Science って言葉が出てくる。普通は宗教用語なんだけど、
MIT に来たばかりの頃、この名のついたバーが同じ通りにあるのだが、
皆で Visa 取得時に、「われわれは核に関する研究を行うが、これは平和利用目的である」
みたいな一文が入っていた、なんてことを話題にしたバーなのだ。
仕事中もよくかけていたし。
で、
今は When we dance で、
これは Pinochet が大虐殺した事実に怒った歌だ。
人権関係の Van Gogh が殺されたすぐ後にオランダ国境付近でコンサートを開いたことがあって、
そのときにもこれを歌った。
オランダに近い場所でもあるしね。

結局衛星じゃなくてミサイルだったんだね。

ミサイルなら、ミサイルだけど実験したいから、って言えばいいんじゃないのかな。
核が搭載されているかもとか、余計な心配をさせるような冷え込んだ関係なんだからさ。
それから、ちゃんと日本も迂回したルートが取れるんだから、それを発表しておけばいい。
でも一番の問題は、その軍事費を貧しい人々に分配していないことなんだ。
軍事費を出して、いったいどこから買っているんだろう。

中国で、毛沢東を見た。
朝鮮という国は、アメリカとソビエトに分断された。
ソビエト、社会主義、社会主義は、魅力に思う人がいるかもしれないから、うまく人民をまとめられた将軍が、
その国を作った。だから、前の将軍は、やっぱり中国における毛沢東と一緒なんだろう。
あの偶像崇拝を通して、社会主義の理想を説くわけだ。
社会主義は、たぶん一代限りくらいなら、まだいいのかもしれない。
ある種の思想の独裁でもあるから。

でも、他の社会もあるから、いろいろな方法も認めていかないといけない。
それは、社会主義にはあまりないんだ。だからいろいろな国で衝突するんだよね。

東ドイツという国があった。ドイツという国は、いまだにまだ中でいろいろその違いが残っている。
東ドイツの出身の人は、スポーツ関係者はみな、ドーピングの嵐だったらしく、
ときどきかくしゃくとしたご老人と思うと、まだ全然そんな年でない人とかに会ったりする。
エリートとして育てられ、資本主義の中で、わがままに暮らしている今の 30 代もいる。
友人の何人かは同世代の東の人で、やっぱりその辺が普通じゃない感じもする。

西の人からすると、理解しがたいのんびりさ加減があるらしい。
勤勉でなくても、給与があった。通貨ではなく物々交換でかなり生きていけた。
すばらしい新発明なんかなくても、おんぼろの車だって、全然問題がない。
消費の動向がようは違っていたわけだ。50 年近くの間。



だけど、それが悪いって誰が言える?
今、世界が環境問題とか言い始めた。
それって、消費を低炭素社会へ持っていかないといけない。
使い捨てはダメ、ってことなのだ。
給与が降りてこない社会を、資本主義は露呈してしまった。
とくに資本主義の最たるアメリカという国が、失敗した。

共産主義ではないけれど、社会主義の国はヨーロッパに多くて、彼らは自然環境がもともと、
厳しいところにいた。だから、低炭素社会だし、新発明のとびつきかたも日本や米国に比べると、
全然のろい。

たぶん、このミサイルの問題は、そもそももっと問題をきちんとはっきりさせるべきなんだ。
武器を持った自衛隊が迎撃するとかそういう問題じゃなくて、
まずは自衛隊は軍隊じゃないこと。
メディアは軍事評論する嬉々としてしゃべるおしゃべりさんを電波に乗せないこと。
朝鮮民主主義人民共和国というのは、独裁国家で、国民に貧しい生活を強いていることが問題であること。
独裁国家がそれほど問題じゃなかったかもしれない、って一瞬思ったのは、実はイラク問題で、
フセインって確かになんかやばすごい人だったんだけど、彼がいなくなったあと、
たくさんの血が流されている。ちょっかいをだした米国の、貧民層の軍人が、たくさん犠牲になっている。
かつて、社会主義が崩壊していった中で、独裁者を処刑するシーンが何度かあった。
でも、そのあと、内戦地帯でなければ、どろどろにはなっていないような気がする。
貧しいけど、何とかやっていっているというか。

で、日本人にしたらこんなへんな印象を持つようになったのは、
スウェーデンの春祭りで、夜店が出ていたときに、うっかり小路に入ると、
そこは社会主義万歳の場所だった。

毛沢東や北朝鮮のグッズや写真、服や説明文とともに、政治的な集まりがなされていた。
日本じゃ絶対見れない。
もちろん現地のスウェーデン人が全て開催していた。

それから、日本じゃ絶対放送禁止になりそうな、マスゲームを扱ったプロモーションビデオも、
何度もスウェーデンの MTV に相当する局で流されていた。
英語だったけど、たぶんスウェーデンの人が、あの芸術性を気に入って、取り入れたのだろう。
ってか、独裁者のため、ってところがなければ、たぶん素直に芸術になるんだよな。

それで、オランダで、北朝鮮サーカス団を見たっていうのもある。
普通にがんばっている若い人たちがいた。

彼らは、別に悪いことをしているわけじゃない。
貧しそうにも見えなかった。だから、独裁者から恩恵を受けているわけだ。

ただ、北朝鮮には、きちんとさせなくてはいけないことが日本にはある。
それは、拉致された人の問題だ。
拉致されて、何かに利用されて、たいへんな苦労をしているんだと思う。
引き離された家族の悲しみもある。
独裁者とその恩恵を受けている人々が、そこはちゃんと公開しなくちゃいけないはずなんだ。
謝罪もすべきだ。

だから、その態度が、妙に日本を硬化させて、自衛隊を出動させ、普段働かないものだから、
誤報を世界中に飛ばす恥さらしをしたわけだ。
いや、政府が自衛隊のせいにしたことが最もみっともないと思ったことは間違いないが。

日本はアメリカに頼らず、ちゃんと指針を出して、きちんと他の国に働きかけるべきだ。
いつもおっさんのぼやきにしか聞こえない言い方じゃなくて、もっと国際的な説明と演説の仕方を、
学んでほしい。
今の首相じゃなくてもいいんだけど。
早く選挙やってよ。
とりあえずこのおっさん手法を変える一瞬がほしい。
今の与党も長期政権すぎてるし、しかもむかつくほど居座ってるし、
献金問題で古い体質を露呈した党首がいる野党もいやだ。
ちゃんと考えて、浮動票の人々。
新しい感覚の既得権じゃない人々をちゃんと政治家として出そうよ。

ともかく、あらゆる世界の人は、世界を知る必要があるし、国家はそれを妨げてはならない。
世界の人は、いろいろな考え方があることを知るべきだ。
みんな縮こまって、同じ考えじゃないと紛糾するような社会だと、
いつまでたっても環境問題に取り組めない。


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